タイ バンコク事情

バンコクナイトライフ

旅に出るとついつい羽目をはずしがちです。女性の一人旅の場合は、「夜の街」へ出ることは断じて避けていただきたいと思います。男性旅行者であっても、きちんと事情を心得たうえで念に念を入れてのうえで気をつけていただきたいと思います。バンコクには、バーやキャバレーがたくさんあり、客引きもしています。ただし日本とは事情が違うことを知っているべきです。
たとえば、「マッサージ」というのは、日本でいうソープランドのことです。ホテルで勧められる「マッサージ」も同じ意味のことがあります。タイの伝統的なマッサージは「トラディショナル・マッサージ」であり、これらとはまったく異質のものなのです。
注意点をあげてみます:

1.バンコクには客引きがうろうろしています。絶対についていってはいけません。
2.原則として店の1階は安全ですが、2階は危険だと考えてください。
3.目隠しされた店、外から中の様子が見えないようになっている店は避けましょう。店のなかでいくら助けを求めても無駄です。
4.ライブ・ショーを見たい気持ちもわかりますが、ショーをやっている店は危険、と考えたほうがいいでしょう。
5.一度店に入っても、店の様子がどうも怪しい、客が少ないという場合は、勇気をもって出ることです。

では、被害に遭ってしまったらどうしたらいいのでしょう?

ぼられたら?あきらめてください。深夜になるとパッポン通りは賑わいます。通りの東西入り口には、英語のわかるツーリスト・ポリスマンがいることもありますが、彼らに愚痴っても・・・たぶん、愚痴っておわるだけでしょう。身体に何もなかっただけでも幸運と考えるほうがいいです。

情報収集とトラブル対策

バンコクに到着したら、夜だった・・・という場合、何の情報もなくては身動きが取れません。タイへの旅に出発する前に、少なくともバンコクの観光ガイドブックや列車バスの時刻表、ホテルのリストなど、最新の、かつ正確な情報を入手しておきましょう。事前の情報があることで防げるトラブルもあります。

タイ国政府官公庁 日本支局
http://www.thailandtravel.or.jp/

●東京事務所
〒100?0006
東京都千代田区有楽町1?7?1
有楽町電気ビル南館2階
TEL:03?3218?0355

●大阪事務所
〒550?0014
大阪市西区北堀江1?6?8
テクニックノーブル四ツ橋ビル3階
TEL:06?6543?6654,6655

●福岡事務所
〒810?0001
福岡市中央区天神1?4?2
レルガーラ6階
TEL:092?725?8808

*全事務所共通
*開館時間:9:00?12:00 13:00?17:00
*休業日:土・日・祝、8/12(王妃誕生日)、12/5(国王誕生日)

盗難と紛失に際しての対処
旅行中に、絶対に守らなくてはならないものは、何よりもあなた自身の命です。そしてもちろん、パスポートです。それでも万一、盗難に逢ったり、紛失してしまったときの対処の仕方を心得ておきましょう:

●パスポートがなくなってしまったら?
1.警察へ行きます。
ツーリストポリスで盗難(紛失)証明書を作成します。
2.日本大使館(総領事)へ行きます。
盗難(紛失)証明書、顔写真2枚(4.5cm×3.5cm)とパスポートのコピーを持参し、帰国用の渡航証明書を作成してもらいます。

その他、クレジットカードやトラベラーズチェクを紛失、盗難に遭ったときにも、カード会社への連絡や警察への届けなど、必要な手続きを把握しておきましょう。

バンコクのスワンエブーム国際空港

タイを旅する人の多くがまず降り立つのは、バンコクのスワンエブーム国際空港でしょう。プーケットやチェンマイ等へ向かう人も、バンコク乗り継ぎの場合が多いでしょう。

入国手続き

スワンエブーム国際空港に到着したら、まず、1.入国審査を受け、2.荷物を受け取り、3.税関を経て、到着ロビーへと向かうことになります。入国手続きは二階です。

1.入国審査
パスポートと出入国カードを提出します。

2.荷物受け取り
自分の利用便が表示されたベルトコンベアで荷物を受け取ります。万一、荷物が出てこない場合は、航空券に貼ってあるクレームタブ(荷物引換証)を係員に提示し、その旨を伝えます。

3.税関
パスポートを提示し、荷物の審査を受けます。タイの免税範囲を超える酒類やタバコを持ち込む場合は、申告用紙を提出し、所定の税金を支払います。


同日中に、バンコクで乗り継ぎ、国内線でプーケットやチェンマイは向かう場合は、最終目的地で入国手続きを行いますので、バンコクでは行わないのが通常です。ただし、航空会社によって手続きが異なることもありますので、日本出発時に確認することが必要です。

国内線に乗り継ぐ場合の順路
1.バンコクに到着したら、Tranndfer to Domesticの表示にしたがって進みます。
2.国内線乗り継ぎカウンターで航空券を提示して搭乗券を受け取ります。
3.乗り継ぎ通用口から国内線搭乗待合室へ向かいます。(日本出発時に、タイの国内線の搭乗券も発行される場合もあります。)

寺院以外の見どころ

タイのバンコク市内には数多くの見どころが存在します。エメラルド色の仏像を祀り、エメラルド寺院の別名をもつ「ワット・プラ・ケオ」や、全長46メートの涅槃仏(寝釈迦仏)を安置することから涅槃寺とも呼ばれる「ワット・ポー」、また三島由紀夫の小説でもお馴染みの「暁の寺」ことワット・アルンなど、いずれも見落としてはならない見どころです。

バンコクは、そのほかにも見どころがいっぱいです。たとえば、王宮やウィマンメーク宮殿、ウィークエンド・マーケットです。

●王宮
現在のラッタナーコシン王朝を開いたラマ1世が建造した王宮です。チャクリー・マハ・プラサート宮殿は、タイとヨーロッパ建築が混合し、建築学的にも価値のあるものです。ただし内部は一般公開されていません。

●ウィマンメーク宮殿
ラマ5世の別荘として建築された総チーク材造りの宮殿です。釘が使われていない建物としても有名です。

●ウィークエンド・マーケット
毎週、バンコク市内の北にあるチャトゥチャック公園で開かれる超がつくほどの巨大な市場です。日常品からお土産まで・・・なんでも手に入ります。ただし品質はご自分の目に頼るしかありません。

その他、バンコク近郊には気軽に利用できるゴルフコースもあります。ホテルや地元の旅行会社では各種の日帰りまたは一泊程度のゴルフツアーを用意しているところが多いです。日本とは違ったコースを楽しんでみるのもいいですね。

バンコクの有名な寺院

バンコク市内には、数多くの有名な寺院が存在します。陸上は想像を絶する混雑となりますので、特に通勤、通学の時間帯などは、チャオプラヤー川の水上交通も利用するなど、工夫して効率よくまわってください。

●ワット・プラ・ケオ
「エメラルド寺院」の別名で知られています。本堂にエメラルド色の仏像を祀っていることからこの名前があります。タイ王室の守護寺院であり、唯一僧侶のいない寺院としても知られています。

●ワット・アルン
「暁の寺」と呼ばれる巨大な寺院です。チャオプラヤー川のほとりに立ち、仏塔で有名です。夕陽を背景にしたシルエットの姿は絵葉書などでお馴染みです。

●ワット・ポー
「涅槃寺」とも呼ばれます。全長46メートルもある寝釈迦仏(涅槃仏)を安置していることからこの名前があります。ちなみにワット・ポーの本堂の東側にある東屋のなかでは、タイ伝統マッサージを受けることができます。疲れた足のつぼを痛気持ちよく押してもらうのも良いですね。

●ワット・ベンチャマボピット
ラマ5世によって建立された寺院なのです。総大理石の寺院で、本堂の窓にはステンドグラスが採用されています。少々まわりの光景から浮いたような、異国的な印象を受けます。

●ワット・トライミット
純度約60パーセントの黄金で作られた巨大な仏像を安置しています。その重さは5.5トンにおよび、価値は100億円を越えるとさえいわれています。

買物

旅の楽しみのひとつに買物があります。バンコクのサイアム・スクエア周辺では、たくさんの店がありますし、出店も並んでいます。見て歩くだけでもとても楽しい時間をすごすことができます。タイの商品は、ショッピングセンターや有名デパートを除くと、定価販売されているものはほとんどないと考えていいでしょう。値段は、客との交渉で決まります。それがタイのショッピングの楽しみともいえるのですが、同じ商品であっても売られている場所や売り手によって倍以上も値段が異なることがあります。ぱっと見ての衝動買いは、後悔のもとです。似たような店を数軒チェックしたうえで、なおかつ値段交渉をしてみるべきです。あとはあなたの腕次第です。売り手のコミュニケーションを楽しむくらいの余裕をもって交渉に臨んでくださいね。

タイで有名なのは、タイ特産のシルク製品です。バンコクでは、既製品だけでなくオーダーメイドのシルク製品を購入することもできます。

そのほか、皮製品も種類が豊富です。ただし、手工芸品についてはバンコク市内よりも、タイ北部のほうが質の良いものが手に入ります。また、ワニ皮やヘビ皮の場合は、ワシントン条約で規制されているものもありますから、規制の対象でないかをきちんと確認してから購入すべきです。

手軽なお土産としては、カレーパウダーやタイカレーの素などはいかがでしょう。レッドカレー、イエローカレー、グリーンカレー、パネーンカレーといったタイでお馴染みの4つの辛さをセットにしたものが人気です。日本に帰国してから、お好きな具材を入れて本格的な味を楽しめます。バンコクでの楽しい日々が蘇ってきますよ。

タイ料理

辛いだけがタイ料理ではありません。甘さと辛さとすっぱさ、それにスパイスの香りが加わった、奥深い料理なのです。「トム・ヤム・クン」は、大きなエビを丸ごと使った、タイで最も有名なスープです。バンコク滞在中に、是非、本場のトム・ヤム・クンを堪能してください。

トム・ヤム・クン以外にも、お勧めタイ料理はいっぱいです:

●トート・マン・プラー
魚のすり身を使った、タイ風のさつま揚げです。

●ホー・モック・プラー
魚のすり身にココナッツ・ミルクを合わせて蒸したものです。

●ソムタム・タイ
タイの田舎料理の代表です。青いパパイヤをせん切りにして甘酸っぱく和えたものです。

●オースアン
牡蠣の卵とじです。ぷるぷるとした食感をお楽しみください。

●ホーイ・メンプー・オブ
ムール貝をハーブとスープで蒸したものです。辛いタレをつけていただきます。

●プー・パッ・ポン・カリー
是非、お勧め! ワタリガニをカレー風味で炒めた料理です。ご飯といっしょに食べたい一品です。

●ヤム・ウンセン
たっぷりのシーフードと春雨を強い酸味と唐辛子で調理したものです。

●ヤム・マクアヤーウ
ナスを焼いて皮を剥いだものを辛くてすっぱい調味料で和えたものです。

●ガイ・タックライ
鶏肉にレモングラスを詰めて焼いた、さわやかな香りが食欲を増進させる料理です。

●カオ・パット・クン
タイ風の焼き飯です。半熟卵はいっしょについてきます。卵の黄身をソースのように絡めて食べるのがおいしいです。

●ミー・クロープ
お米の粉でつくった、揚げ麺です。甘酸っぱい味付けです。

タイダンスとムエタイ

旅先で、その国の伝統芸能やスポーツを楽しむのもいい思い出になります。タイのバンコクで是非、お勧めは、伝統芸能のタイダンスとスポーツムエタイです。

タイダンス
タイの伝統舞踊、タイダンスは、タイの古典ドラマ「ラーマキエン」を題材として複雑な振り付けをもとに演じられます。せりふはなく、登場人物の微妙なしぐさや動きで心情を表現することから、身の動きや指の動きは徹底的に訓練され、磨きぬかれています。
タイダンスは、バンコク市内はもちろん、チェンマイでも鑑賞できます。ディナーショーでの鑑賞が一般ですし、人気があります。タイダンスを鑑賞しながらのディナーでは、カントークと呼ばれる丸いお膳にのった料理を堪能します。特に北部地域では、カントーク・ディナーと称して、ダンスを観劇しながらの夕食会が人気となっています。タイダンスは、バンコク郊外の広大なレジャーランド、ローズガーデン(バンコクから車で約1時間)でのショーも有名です。

ムエタイ
ムエタイは、タイ式のボクシングです。手、足、肩、肘、膝をふるに使って戦う、非常に激しい全身格闘技です。一般的なキックボクシングよりも高度な技を駆使し、投げ技もあります。
ただ試合をするというよりもショー的な要素が濃厚です。リングに上がった選手が指導者にささげるワイ・クルーを舞うことから試合は始まります。3分間5ランド制で、ラウンド間に休憩が2分間あります。試合の勝敗は、ほとんどが微妙な判定で決まり、KOで決着のつくことはほとんどありません。これは実力差が出ないようにあらかじめ慎重に試合が組まれているからです。

マッサージ、スパ、エステ

バンコク滞在中には、観光スポットをまわるのもいいですが、ちょっとした空き時間を見つけて、タイの伝統や文化、地元の人の生活などに触れてみるものいいですよね。
バンコクには、旅を自分好みに演出するスポットが幾つかあります。たとえば、マッサージなどはいかがでしょう? 「足つぼ」から全身マッサージなど、旅でつかれた体を心地よくほぐしてくれます。バンコクにはマッサージ店が数多くあります。ワット・ポー(涅槃寺)の本堂の東側にある東屋のなかでのタイ伝統マッサージは有名です。かなり気持ち良いマッサージで受けることができ、まさに極楽気分を満喫できます。約1時間かけ、スタッフが両手両足を用いて丁寧に体をもみほぐしてくれます。あまりの心地よさにうとうとしてしまうほどです。マッサージ店は、ワット・ポーだけに限りませんので、バンコク滞在中に時間をみつけて立ち寄ってみてはどうでしょう。
その他、スパやエステも人気です。ホテルによってはこれらを併設しているところもあります。なかは豪華で、おしゃれな演出が施されており、まさに別世界のようです。バンコクの喧騒に少々辟易してしまった人、観光にさんざん歩き回ってへとへとに疲れた人、是非、タイ伝統マッサージやスパでリラクザーションしてください。
ちなみに、マッサージを受けたら、2時間程度で100バーツほどのチップを(要求はされませんが)相手は期待していると考えてください。

バンコク市内の交通

バンコクはひどい渋滞で有名ですが、市内交通機関は次第に整備されつつあります。自分の足で歩いてみるとまた違ったバンコクの魅力がみえてきます。

地下鉄(MRT)
タイでは、2004年に初めての地下鉄が誕生しました。現在開通しているのは、チャレーム・ラチャモンコン線です。以前は、シーロムからスクンビット方面へ行くのにスカイとレイン(BTS)で乗り換えが必要でしたが、地下鉄開通により、乗り換えなしでいけるようになりました。

スカイトレイン(BTS)
バンコクを走る高架式鉄道で、スクンビット線とシーロム線の2路線からなります。地下鉄線とは、サイアム駅で乗換えができます。料金はゾーン制です。乗車の際には、まず料金表で目的の駅名とゾーン番号を確認し、券売機でその番号のボタンを押すと料金が表示されます。

タクシー
バンコク市内のタクシーはメーター制です。流しのタクシーは台数が多いですからすぐにつかまります。料金交渉してくる運転手もおり、トラブルが続出しています。

トゥクトゥク
タイの代表的な乗り物で、現在も健在です。エンジンつきの三輪タクシーです。料金は事前交渉です。なかなか情緒がありますが、走行中は振り落とされないように注意が必要です。

その他、バンコクでは水上交通を是非、お勧めします。地上の渋滞を横目でみながらゆっくりと水面を進むのは爽快です! タイ市内を流れるチャオプラヤー川をはじめとして、市内を流れる運河には多くの水上交通が発達しています。

バンコク近郊の観光スポット

バンコクの観光スポットだけでなく、是非、その近郊にも目を向けてほしいです。バンコクから車で1時間ほどいくと、のんびりとした農村の光景が広がります。バンコクからにツアーも多数出発していますので、ホテルでたずねてみるといいでしょう。

●プラ・パトゥム・チュディ
世界最大といわれる仏塔です。バンコクからは車で1時間ほどです。

●ダムナン・サドゥアク水上マーケット
タイでも名物の朝市です。小舟が何十艘と集まり、観光スポットとなっています。早朝に行くには、現地発のツアーに参加するといいでしょう。バンコクからは車で2時間ほどです。

●ワット・サイ水上マーケット
バンコク市内を流れるダオ・カノン運河沿いで開かれている水上マーケットです。一昔前のバンコクの生活を彷彿させます。

●ローズガーデン
レジャーランドです。タイの古典舞踊やムエタイなどを見学できます。バンコクから1時間ほどです。

●サンプラーン・エレファント・グラウンド&ズー
象の動物園です。大小さまざまな象が踊ったり、走ったり、芸をしたりする姿を見ることができる、人気のスポットです。バンコクからは1時間ほどです。

●ワニ園
ワニ使いとワニとの格闘ショーが演じられます。バンコクから車で約1時間30分です。

そのほか、タイ王室の夏の離宮があるプラナコーンキリ国立歴史公園がある、リゾート地、ホアヒンを訪ねてみるものいいでしょう。王室や上流階級の人びとに愛されてきた由緒あるリゾートです。

マナーとチップ

バンコクに限ったことではありませんが、外国に行ったら、その国、その都市の習慣やマナーに従うべきです。郷に入ったら郷に従え! ですね。

バンコクでは、国王の写真や国旗にも敬意をもって接することが大切です。また、僧侶に対しても同様です。むやみにカメラを向けることは不謹慎です。また女性から話かけたりするのは絶対にいけません。お布施の際にも、僧侶が直接現金に触れなくてもいいようにする配慮が必要です。

喫煙は、公共の施設では全面禁煙です。違反者には高額の罰金が科されることになります。

飲酒は、たとえば、入安居など、仏教上、アルコール類の販売が禁止されている日がありますので注意が必要です。タイの祝祭日のなかには、年によって変動するもののあります。祝祭日が土日と重なった場合は、翌日が振り替え休日となります。

チップは、観光地を除いて露骨に要求されることはないと思いますが、相手はチップを期待していることが多いのが現実です。
一応の目安ですが、マッサージを受けたら、2時間程度で100バーツ程度のチップです。タクシーでは、メーターの端数を切り上げてチップとするのがスマートな方法です。レストランでは、サービス料としてあらかじめ10パーセントがチャージされている場合が多いですが、そうでない場合は、人数に応じてチップを払います。総額20?50バーツほど置いておけば大丈夫です。食堂や屋台では、チップは不要です。ホテルでは、ポーターに20?50バーツです。

バンコクでのホテル滞在の注意点

タイのホテルに到着したら、次の点を確認しましょう:

1.カギの確認
部屋に入ったらカギが閉まるかどうかを中から確認すること。カードキーの場合、設定情報がこわれていることもあります。その場合は、フロントで再発行してもらいます。

2.お湯と電気の確認
お風呂のお湯が出るか、電気がつくかを確認します。こわれている場合は、フロントに伝え、部屋を変えてもらうようにします。

3.セイフティボックス
貴重品は、ホテルの部屋やフロントのセイフティボックスに預けることができます。バンコクのホテルでは、セイフティボックスに関するトラブルが頻発しています。フロントに預けた場合は、戻されたときにその場で、預けたものが全部そろっているかを確認すること。また、部屋に備え付けのセイフティボックスの場合は、推測されやすい暗証番号に設定しないことが大切。生年月日や連番、部屋番号などは避けましょう。

4.エアコン
タイ、バンコクでは、ホテルの空調は概して強めです。ホテルによっては各部屋で調節ができないこともあります。服装で調節できるよう、上着をもっていきましょう。乾燥対策として、バスタブにお湯をはっておくことをお勧め。

5.タオルの交換、アメニティグッズ
・タオルは使用済みのものはバスタブに放り込んでおきます(きちんとたたんでおくと「交換不要」とみなされてしまうことも!)。
・冷蔵庫などのなかのものはもちろん、テーブルに置いてあるようなコーヒーなども有料のこともあります。

ホテルはあくまで公共の場所です。自分の部屋を一歩でたら、寝巻きやスリッパで通路やロビーをふらふらすることはマナー違反です。

病気とケガ

楽しい旅の第1条件は、健康でケガがないことです。気をつけていてもトラブルは発生しがちです。事前に出来る限りの予防をし、対処法を身につけておくことで何かあったときの被害を最小限にとどめましょう。

安全な旅のポイント

●海外旅行保険
海外旅行中の傷害や疾病で生じた費用を補償するのが海外旅行保険です。現地での医療費は高額になります。万一に備えて加入しておくことをお勧めします。
*クレジットカードに付帯している保険は、死亡保険と携行品保険のみなど範囲が限定されている場合があります。また、利用付帯、つまり旅行の費用をそのカードで支払った場合にのみ適応されるという条件つきの場合のことが多いですから、出発内容に補償の内容や金額、条件などを必ず確認しておいてください。

●予防策
1.常備薬
胃腸薬、下痢止め、風邪薬、など使い慣れた薬を持参しましょう。バンコクにも多くの薬局がありますし、日本の薬も手に入るものがあります。しかし普段の見慣れたものを持参するにこしたことはありません。
*持病がある人は、事前に英文の診断書を用意しておくと現地で医師の診断を受ける際に役立ちます。
*飛行機に乗る際は、手荷物に入れるようにしましょう。

2.水分補給
バンコクの暑さは日本人の身体にはかなりこたえます。熱射病防止のためには充分な水分補給と休養は欠かせません。また汗と共に塩分も失われますので、塩分の摂取も心がけましょう。
*バンコクの水道水は飲めません。ミネラルウォーターを購入すること。ジュースなどに入った氷も(レストラン以外では)避けたほうが無難です。

3.衛生管理、食事
不衛生なお店での飲食は避けましょう。油っこい食べ物や香辛料がたくさん入った料理も胃に負担をかけます。ほどほどに。

トラブル

バンコクでは、日本人観光客を巻き込んだ、さまざまなトラブルが発生しています。現状を認識し、予防対策をとりましょう。

●偽ガイド
空港で偽物のガイドが待っていることがあります。ガイドの身元は最初にしっかりと確認しましょう。本物のガイドならば、タイ政府観光局(TAT)発行の顔写真入りの身分証明書を首から下げているはずです。
また、添乗員なしで現地係員によるツアーなどで、現地係員と会えない、あるいは待ち合わせ場所に来ていないということもあります。現地連絡先を控えておくこと、ツアーの場合は、バッジを目に付きやすいところにつけておきましょう。

●置き引き、すり
混雑している市場、空港、バス乗り場で、すりや置き引きが多発しています。現地の人だけに限らず、地理に疎い外国人のふりをして道を尋ね、そのすきにポケットやウェストポーチのなかの貴重品をすっていくという事件も頻発しています。

●麻薬・売買春
安易に麻薬に手を出すのは厳禁。当然のことですが、実刑となります。もりとん売春も違法行為です。

●観光スポットで
バンコク市内には、タイの代用的な乗り物である、「トゥクトゥク」というエンジンつきの三輪タクシーが走っています。ところが最近、観光客を宝石店へ連れて行く運転手がいます。また、「現在、××は工事中だ、見学できない。別のもっと良いところへ案内する・・・」といって、提携したお土産屋へ連れていくケースもあります。

●宝石詐欺
偽の宝石や質の悪い品物を売りつける事件が多発しています。

通貨と両替

タイの通貨単位は、バーツ(Baaht)です。補助単位は、サタンで、1バーツが100サタンに相当します。タイの紙幣は、1000、500、100、50、20、10の6種類です。硬貨は、10バーツ、5バーツ、2バーツ、1バーツ、50サタン、25サタンの6種類ですが、硬貨の表面のデザインは発行年によって微妙に異なっています。

タイでの両替

タイでの両替は銀行の窓口か、その出張所、ホテルで行います。パスポートの持参が必要です。銀行内で交換しても、出張所で交換しても交換レートは同じですが、各銀行によってレートは異なります。時間的には、出張所のほうがスピーディです。銀行の営業時間は、9:30?16:00です。土・日・祝日は休みです。
また、ホテルでの両替は、現金のみの受付となります。ただし、バンコクであってもホテルによっては深夜に担当者が不在で交換できないこともあるので注意が必要です。
その他、バンコクには幾つか民間の両替商もありますが、レートがあまり良くありません。営業店舗数も非常に少ないです。

では、タイ旅行に対して、どのようにお金を準備していったらいいのでしょうか。日本円の現金を持っていき、現地で両替するようにすることがお勧めです。あるいはトラベラーズ・チェック(T/C)を持っていくようにすれば、盗難や紛失に対して安心です。しかし、ホテルでは、トラベラーズ・チェックの両替は出来ませんので要注意。

参考:2007年9月現在で、レートの目安は1バーツ約4.0円)

空港でのトラブル

バンコクに到着したまさに、そのとき・・・バンコクのスワンエプーム国際空港でも、さまざまなトラブルが発生しています。あらかじめ知識を得ておくことで防げるものもあります。

1.持ち込み制限
タイへの持ち込み制限は以下の通りです。

●酒類・・・1?まで。
●タバコ・・・紙巻200本、そのほかは250gまで。
●そのほか・・・スチールカメラ、ムービーカメラは各1台までです。フィルムはスチール用5本、ムービー用は3本までです。

このように、タバコの持ち込みには制限があります。違反者には高額の罰金が科せられます。ところが税関でわざと目をつぶり、外に出てから逮捕するという悪質は例があります。そのほか、トイレの前で知人の荷物をもっていたら、知人のタバコもいっしょにカウントされ、罰金対象となったというケースもあります。

2.荷物が出てこない(ロストバゲージ)
航空会社カウンターでクレームタグ(荷物引換証)を提示し、事情を伝えます。後日、滞在ホテルに届けてもらうか、直接引き取りに行きます。

3.スーツケースの破損
航空会社カウンターで証明書をもらっておくこと。証明書があれば、修理にかかった費用を航空会社に請求する際にスムーズです。

その他、集合時間に間に合いそうにない、現地係員と会えない、あるいは現地係員が来ていない、ということもあります。現地連絡先を、緊急連絡時のものも含めて、控えておき、電話連絡し、指示を待つようにします。

観光時の服装

気候という点とは別に、タイ全般、特にバンコクでの観光に際して注意しておきたい服装のポイントをあげます。

●寺院内
仏教使節内での肌の露出は絶対に禁止です。寺院を観光する際には、入場時に服装のチェックが必要な場合もあります。基本的には、長袖・長ズボンを着用することが必要です。サンダルも肌を露出することになるので避けましょう。*各寺院や施設によって規準が異なることもあります。

●冷房対策
1年中、夏のようなタイ、バンコクですが、ツアーで利用するバスやホテル、レストランではむしろ冷房の効きすぎのほうが心配です。外気との温度差で体調を崩すこともあります。また、夏の気候とはいえ、特に1?3月、11?12月は、朝晩は冷えることもありますから、薄手の上着は用意しておきましょう。遺跡群のライトアップなどを見学される方もいらっしゃるでしょう。日没後の冷え対策を忘れずに!

●高級レストランでの服装
ホテルやレストラン、バンコク市内のディスコなどでは、サンダル履きでの入店を禁止しているところもあります。レストランで夕食をとる場合は、ラフな格好は控え、足元も靴を履いていくようにしましょう。

●ビーチリゾート
ビーチリゾートやホテルのプールなど、水着姿のままでホテルにチェックインしたり、レストランに入ることは控えるべきです。入店を断られることがあります。

旅人であれ、節度のある服装で過ごすよう、是非、心がけてください。

バンコクの気候とお勧めの服装

タイは、国土のほとんどが熱帯モンスーン気候に属します。1日の最高気温は30?35℃と、まさに常夏の日々が続きます。旅の服装としては、日本の夏服が基本となります。ただし、ホテルやレストランなどでは、冷房が効きすぎていることが多く、かえって寒く感じられるほどでしょうから、ジャケットやカーディガンなど長袖のものを持っていかれることをおすすめします。

バンコクの気候とお勧めの服装

●1?3月
乾期で湿度が低くすごしやすい時期です。朝晩は肌寒いこともあります。3月中旬以降になると夕立があることもあります。

●4?5月
暑期で湿度も高いので、吸水性や通気性のいい服装がお勧め。時間に関係なく雨がスコール的に降ります。5月中旬からは雨期となり長時間降り続くこともあります。

●6?9月
雨期で毎日雲が空を覆います。雨は降ったりやんだりを繰り返します。常に雨具を準備しておきましょう。9月下旬は、雨期の終わりにあたり、終日・連日大雨が降り、冠水することもあります。

●10月
10月中旬までは雨期にあたり、終日・連日大雨が降ります。中旬を過ぎると、乾期となり湿度が低く、過ごしやすくなります。

●11?12月
乾期で湿度が低くすごしやすい時期です。朝晩は肌寒いこともあります。3月中旬以降になると夕立があることもあります。

*雨期の雨は、日本人にとっては想像を絶するものです。突然の大雨に見舞われることがありますので、雨具は常に携帯してください・・・ただし、雨具で防ぎきれるようなものではないこともあります。そのときは屋内へ逃げ込みましょう!

生霊クワン

タイ社会の信仰体系には、仏教と並び、土着のアニミズムが根強く息づいています。ひとつは、「ピー」という精霊です。山のピー、海のピー、あるいは象のピーといったさまざまなピーが存在し、人びとを災害から守る守護霊としての役割と、コレラといった病や自然災害を引き起こすといった悪霊としての側面という、両面をもつ存在です。

もうひとつは、「クワン」という生霊です。クワンというのは、人間の生命力を象徴するものです。タイの人びとは、ひとりの人間の身体には32のクワンが宿ると考えます。それらのクワンが活力に満ち、しっかりと体内に留まっていれば、その人は無病息災でいられるといいます。しかしそれらのクワンが身体から遊離してしまうと、その人は病弱になり、ついには死に至ると考えられ手炒るのです。

そのためタイの人は、いかにしてこのクワンを強化し、体内にとどめるかを、一生を通じて腐心するのです。
バンコクを歩いていると、あるいは日本においてもタイからの留学生などが、手首に白い糸を巻いているのをみかけることがあるかもしれません。これは、クワンを強化し、呪縛する儀礼「タム・クワン」を受けた証です。
タム・クワンは、誕生後1ヶ月、11歳の髭剃り落とし、得度式前日、結婚式、出征、長期旅行などの人生の節目ごとに行われます。

また、家屋や乗り物、稲などの穀物、あるいは水牛や馬といった家畜にもクワンは宿っていると考えられるのです。

タイでは、仏教と、精霊ピー、生霊クアンに対する信仰が共存しています。バンコクのような都心でさえこれは例外ではありません。現代医療も決して先進諸国に劣ることなく発達しています。最近元気がないあなた、タイを訪れてあなたのなかのクワンを強化してみてはいかがでしょう?

精霊ピー

タイ人の多くは仏教徒であり、仏教はタイ社会に深く根付いています。その一方で、タイ社会では今も土着のアニミズムも広く信仰されています。

タイ人の家には、必ず「サーンプラプーン」という家の祠柱が立っています。これは「ピー」という精霊を祀るものです。村の土地神として祭られているのもピー、祖霊もピーです。
ピーは、多くの場合、守護霊として機能し、災害から人間を守る役割とするとされます。その一方で、ピーには、山のピー、海のピー、川や湖のピーといった自然や、象のピーといった生物というようにさまざまな種類が存在し、自然災害を起こすのも、ピー自身であるとされるのです。

ピーは、人びとを災害から守る、守護霊としての役割と、人びとを苦しみに陥れる悪疫をもたらすものとしての二重の側面があるのです。

そのほかタイの観念体系には、コレラの悪霊、産褥死した人の怨霊、動物の霊といった無数の悪霊軍が存在しています。これらの悪霊を撃退するのに有効とされるのが、僧侶の唱えるプラパリットという護呪や、超世俗的な修行者集団であるサンガの提供する小仏像や護符が有効とされます。
さらに、悪霊によって引き起こされた病気の治療や診断に関連して、ピーを統御するモー・ピーという呪医やコン・ソンという依代といった呪術者が存在します。
もちろん、現在のタイは、特に首都バンコクには日本と匹敵するほど立派な病院があります。薬局もバンコクのいたるところにありますし、大型デパートの薬コーナーならば旅行者でも安心して薬を購入することができます。その一方で、呪医たちの存在も決して小さなものではないまま現在に至っているのが、タイであり、タイの魅力なのかもしれません。

市場

タイのバンコクでは、是非、市場によってみてほしいですね。バンコクで有名なのは、ラチャダムリ通りを北へ進み、ペップリー通りを越えたところの交差点の北にある、プラトゥーナム市場です。ワールドトレードセンターから徒歩で10分くらいでしょうか。ものすごい数の露天と人手に圧倒されます。
通りを挟んで商店や雑居ビルがびっしりと立ちならんでいるだけではなく、その前の歩道にも所狭しと露店が並んでいるのです。まさに、バンコク一の名物市場です。歩道橋の上から見てください。露店のテントの屋根が延々と続いているのに、唖然としますよ。
売っているものは、そう、何でもです! 衣料品や日用雑貨、食料品もです。地元のお客さんが多いのも特徴です。ここは観光スポットというより、地元の人たちの生活の場なのです。10:00?17:00まで開いています。

また、チャイナタウンはこの地域全体がまさに市場そのものですが、この地域のなかのパフラート市場、ナコーン・カセム市場も見所です。

その他、夕食を食べに出かけてみると面白いのが、シーロム通りでしょう。夜になると食べ物屋や雑貨の屋台が繰り出し、ちょっとした市場と化します。売る側も買う側も承知の?偽物の時計などが並びます。

バンコクは大小さまざまな市場をどこでもみかけます。土日には、チャトゥチャック公園で開かれるウィークエンド・マーケットにもよってみてはどうでしょう。バンコク最大のウィークエンド・マーケットです。迷路のように入り組んだ市場です。ここの売りは、タランチュラやサソリなどのペット売り場。興味のある人には! 欠かせないスポットかもしれませんね。

ジム・トンプソンの家

サヤーム・スクエアを左手にしてラーマ1世ロードをチャオプラヤー川方面、つまり西方向へ少し行くと、右手にジム・トンプソンの家があります。ラーマ1世通りの国立競技場の向かいの小道を入ったところです。サヤーム・スクエアを通ってきた人にとって、あの喧騒がいったいどころに消えてしまったのだろう、と気が抜けてしまいそうなほど、しっとりと静かな空間です。
ジム・トンプソンというと・・・そう、タイ・シルクを世界的に有名にした人です。タイのシルク王として知られています。第2次世界大戦時に将校としてタイを訪れ、タイ・シルクの魅力にとりつかれてしまった?彼は、そのすばらしい魅力を世界に広めるべく力を尽くしました。現在、タイのシルクは、世界3大シルクといわれます。これは彼の功績といわれています。

ジム・トンプソンの家には、彼が世界各国から集めたコレクションを展示しています。芸術的センスのある人だったのでしょうね?とはいえ、その収集熱は少々常軌を逸していたとも・・・古い寺院や遺跡の盗掘を行ったといわれるほどなのです。タイ内に留まらず、カンボジア、ミャンマーなどアジア各地の国宝級の美術品が集められています。

ただし、彼は1967年になぞの失踪を遂げました。マレーシアのキャメロンハイランドで行方不明になったとか・・・現在も真相は不明です。

タイ古来の建築様式で造られた館そのものも興味深いです。赤い外壁はひときわ目につきます。これは木を長持ちさせるために赤いベンガラを塗ったものなのです。チーク材でできた6棟の家は、アユタヤーなどから船で取り寄せ、1959年にこのバンコクに組み立てなおされたものなのです。タイ北部の伝統的な建築様式となっています。

撮影は不可。開館は9:00?17:00。100Bです。

ラチャダムリ・ロード周辺

そごうや伊勢丹など、日系高級デパートが建ち並ぶ付近ですが、地元の市場を覗いてみるのもまた、いいのではないでしょうか?

●プラトゥーナーム市場
ラーマ?世像を右手にラチャダムリ・ロードを北上していくと、右手にタイで最もご利益があるといわれるヒンズー教の祠、プラ・ブームがあります。さらに北へ進むと、ラッチャプラロップ通りを挟んで両側に、プラトゥーナーム市場があります。いつでも賑わうこの市場、通りを境に北へ向かって右手、つまり東側を、チャルーム・ローク市場、左手側、つまり西側をチャルーム・ラープ市場といいます。歩道は露天や屋台で埋め尽くされ、その活気溢れるさまに酔ってしまいそうな気持ちになります。威勢のいいおばちゃんとの意気盛んなやり取りを楽しんでみるのも旅の良い思い出になるかもしれませんね。
プラトゥーナーム市場へは、シーロム通りからはNo.14、74、77のバスが、スクンビット通りからはNo.40、45,54のバスが通っています。
タイの熱気に酔いしれたいという人は、是非、立ち寄ってみてはどうでしょう。

●スアン・パッカード宮殿
プラトゥーナーム市場を抜けてさらにラプラコップロードを北へ進むと、左手にシーアユタヤロードへ入る曲がり角があります。シーアユタヤロードのほうへ曲がり、西へと向かうと、向かって左手に、一風変わった宮殿があります。スアン・パッカード宮殿です。タイの宮殿というと、派手なイメージを連想しがちですが、この宮殿は落ち着いた、田舎の豪邸といった感じです。
この宮殿は、かつてラーマ5世の孫のチュンポット殿下夫妻の住居でしたが、今は、骨董品などのコレクションを一般に公開しています。この宮殿の見所は、その見事な庭園です。仏教寺院風屋根をもつ高床式の建築様式も新鮮な雰囲気を感じさせます。
プラトゥーナーム市場からは歩いていけます。開館は9:00?16:00。80Bです。

チャオプラヤー川の東

チャオプラヤー川の東側、シーロム・ロードを東北に向かって進み、ラーマ?世ロードを北側へ超えると、右手にルンピニー公園とラーマ?世の像があります。そこからさらにラチャダムリー・ロードを北へ向かって進むと、そごうや伊勢丹など、日系デパートをはじめとする高級デパートや高級ホテルが並ぶ地域に入ります。

●ラーマ6世像&ルンビニー公園

ルンビニー公園は、ラーマ4世通りとラチャダムリー通りに面したのんびりとした公園です。ラーマ6世が整備し、広さ57.6haという、バンコク最大規模の公園です。もともと王室の所有地だったところで、ラマ6世の時代に博覧会のために整備されたのですが、途中で王が死去したことから博覧会は中止となり、公園として利用されるようになったのです。
現在は、池やジョギングコースなどが整備され、豊かな緑に溢れるその空間は、しばしバンコクの喧騒と混雑、渋滞を忘れさせてくれます。早朝はジョギングする人や太極拳をたしなむ人の姿があり、昼間は木陰でのんびりと涼む人の憩の場となっています。
ただし、夜は危険ですから、特に女性の一人歩きなどは絶対にやめましょう。

●プラ・ブーム
ルンビニー公園を右手に、ラチャダムリー通りを北へ向かって進むと、ラーマ1世ロードに突き当たります。その右手の角、そごうの隣にある祠が、プラ・ブームです。ヒンズー教の神プラフマー(梵天様)が祀られています。実は、この祠は、タイで最もご利益があるといわれ、毎日、大勢の人たちが花を供えにお参りに訪れます。ここで是非、観ていただきたいのが、タイ・ダンスです。願い事を成就した人がお礼に奉納する踊りです。

マレーシア・ホテル周辺とチャイナ・タウン周辺のホテル事情

タイのバンコクを訪れる旅人がこの地に何を求めるかは、人それぞれでしょうが、超高級ホテルや一定レベルを保証する中流ホテルと異なり、世界各国のバックパッカーたちが集う、ゲスト・ハウスや格安宿には、便利さとは別の魅力があるものです。

バンコクには、お金はないけどガッツはある?バックパッカーたちを応援する宿がたくさんあります。治安は決してよいとはいえませんが、世界から集う者たち同士の情報交換の場として人気の格安宿が集中するエリアが、マレーシア・ホテル周辺です。また、世界中どこにいっても、その中華パワーに圧倒されてしまう、アクの強さが身上のチャイナタウンエリアも、旅人に人気の地域です。

◆マレーシア・ホテル周辺
ホアランボーン駅からラーマ?世ロードを東へ進み、ソイ・ガームデュープリという路地へ入る一帯は、カオサン・ロード以前からバックパッカーたちで賑わう地域でした。ここで、かつて安宿の代名詞とも言われたのが、「マレーシア・ホテル」です。この周辺には、YMCAなどが並んでいます。カオサン・ロードよりは落ち着いているといえるかもしれません。
当の「マレーシア・ホテル」は、最近では高級化を図っており料金も決してお安い部類ではなくなってしまったが、連れ込み宿としてのイメージは健在。

◆チャイナ・タウン周辺
*観光スポット・・・ホアランポーン駅とチャイナ・タウン周辺
・チャイナ・タウン(ヤワラー)

ホアランポーン駅から歩いていけることから、利便性が高いというだけでなく、チャイナ・タウンという街の魅力が旅人をひきつけているようです。特に日本人バックパッカーには人気のエリアです。中国人系の店が軒を並べています。

中流?超高級ホテル地区

タイの首都バンコクは、お財布の中身にかかわらず、旅人が自分スタイルの旅を満喫することができる街です。バックパッカーも、旅行社主催のツアー客も、そして超セレブなVIPも、すべてを受け入れ、すべてを満足させてしまう街、それがバンコクなのかもしれません。

以下の地域は、バックパッカー向きではありませんが、地の利もよく、比較的安心して宿泊できる地域と、超高級エリアです。

◆国立競技場?ジム・トンプソンの家周辺
*観光スポット
・ジム・トンプソンの家
・ワールド・トレード・センター
・プラトゥー・ナームマーケット
日本からのツアー客がよく利用するレベルの中級ホテルや手ごろなゲスト・ハウスが集まっています。近くには「東急デパート」や「そごう」といったデパートもあり、比較的安心して宿泊できるエリアではないでしょうか。

◆チャオプラヤー川?シーロム・ロード、スリウォン・ロード、シー・プラヤ・ロード周辺
*観光スポット
・G.P.O.(中央郵便局)
・国際電話局
「超」がつく高級ホテルが集中しているエリアです。バンコクは、お金があってもなくてもそれなりの旅ができる街ですが、バンコクで「超」高級ホテルレベルに位置づけられるホテルは世界でもトップといっていいでしょう。もはや・・・別世界といった趣です。絵画のなかに入ったような・・・古代王朝にタイムストリップしたような・・・たまには?夢の世界を旅してみるのもいいかもしれません・・・。

ホテル カオサン・ロード周辺

バックパッカー用の安宿からツアー客向けの中?上級ホテル、さらにVIP向け超高級ホテルまでがそろい、自分の旅の目的とお財布と相談しながら、自分ならではの旅のスタイルを組み立てられるのが、タイ、バンコクでの旅の魅力です。

格安の宿探しは、バックパッカーたちにとって必須であると同時に、それこそが旅の楽しさかもしれませんね。タイのバンコクには、お金は・・・ないけど旅を楽しもうとする意欲に溢れる人たちにとって嬉しい宿がたくさんあります。ご自身の足で歩き、肌にあった土地に宿を求めてみるのも楽しいかもしれません。

◆カオサン・ロード?ワット・チャナ・ソンクラーム周辺
*観光スポット・・・ラタナコーシン島(王宮周辺)
・王宮
・ワット・プラケオ(エメラルド寺院)
・ワット・ポー
・バンコク国立博物館
・バンランプー・マーケット

チャオプラヤー川の西側、王宮やワット・ポーといった観光スポットにも近い便利な地区、カオサン・ロード周辺は、格安の宿、格安航空券を扱う旅行代理店が集中することで有名なエリアです。ゲスト・ハウスが100軒以上ありますから、たとえ深夜の到着でもまず宿にあぶれるということはないでしょう。ただし、この周辺はあまり・・・かなり・・・治安がよろしくないので、できるならカオサン・ロードから少し離れたあたりで宿を探したほうがいいかもしれません。
ワット・チャナ・ソンクラーム近くのゲスト・ハウスで、泥棒に入られたという話も聞きます。

バンコクのホテル事情

タイのバンコクは、予算に応じた旅ができる街です。バックパッカー用の安宿からツアー客向けの中?上級ホテル、さらにVIP向け超高級ホテルまでがそろい、旅人は自分の旅の目的とお財布と相談しながら、それぞれの旅を楽しむことができるでしょう。

バンコクは、各地区にその地区ならではの個性や魅力があります。ご自身の肌にあった土地に宿を求めてみるのも旅の楽しみかもしれません。

◆カオサン・ロード?ワット・チャナ・ソンクラーム周辺
チャオプラヤー川の西側、王宮やワット・ポーといった観光スポットにも近い便利な地区です。格安のバックパッカー向けの宿が集中していますが、いまひとつ、治安が悪いのが心配です。

◆マレーシア・ホテル周辺
ホアランボーン駅からラーマ?世ロードを東へ進み、ソイ・ガームデュープリという路地へ入る一帯です。かつて安宿の代名詞だった「マレーシア・ホテル」の周辺です。

◆チャイナ・タウン周辺
ホアランポーン駅から歩いていけることから、利便性が高いというだけでなく、チャイナ・タウンという街の魅力が、特に日本人バックパッカーには人気です。


◆国立競技場?ジム・トンプソンの家周辺
日本からのツアー客がよく利用するレベルの中級ホテルや手ごろなゲスト・ハウスが集まっています。近くには「東急デパート」や「そごう」といったデパートがあります。

◆チャオプラヤー川?シーロム・ロード、スリウォン・ロード、シー・プラヤ・ロード周辺
「超」がつく高級ホテルが集中しているエリアです。

バンコク概観

タイの全人口の約10パーセントが集まる首都バンコクの魅力は、そのほとばしる活気にあります。喧騒と混乱、そのカオスに旅人は魅了され・・・まったく役に立たない地図を片手に迷路のような細い路地をさ迷い歩くことになります。

バンコクを歩くにあたっては、とにかく時間に余裕をもって計画を立てることをお勧めします。有効な方法として、バンコク全体を7つの地区にわけ、それぞれの見所をピックアップしてはどうでしょう。

1.トンブリー地区
2.ラタナコーシン島(王宮周辺)
3.ホアランポーン駅とチャイナ・タウン周辺
4.スリウォン通りとシーロム通り周辺
5.サヤーム・スクエア周辺
6.ラチャダムリ通りとプルンチット通り周辺
7.東北バスターミナル周辺

各地域の見所
1.トンブリー地区
●ワット・アルン(暁の寺)

2.ラタナコーシン島(王宮周辺)
●王宮
●ワット・プラケオ(エメラルド寺院)
●ワット・ポー
・バンコク国立博物館
・バンランプー・マーケット

3.ホアランポーン駅とチャイナ・タウン周辺
●チャイナ・タウン(ヤワラー)

4.スリウォン通りとシーロム通り周辺
・G.P.O.(中央郵便局)
・国際電話局
・シーロム通り
・バッポン通り
・タニヤ通り
・スリウォン通り

5.サヤーム・スクエア周辺
●サヤーム・スクエア
●イム・トンプソンの家

6.ラチャダムリ通りとプルンチット通り周辺
●ラーマ6世像
●ルンビニー公園
●プラ・ブーム
●プラ・ブーナーム市場

7.東北バスターミナル周辺
●ウィークエンド・マーケット

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